2022年1月6日（変異株オミクロン）

コートジボアールでも、去年の暮れからコロナ感染者が増えている。

1月4日、同国パスツール研究所所長が、記者会見を行い、現状を報告した。

「ここ数週間に見られる風邪症状の大部分はCovid-19に起因するものである。感染者が増加しているのは、一つには、人々がコロナ感染防止措置を守らないことと、変異株オミクロンが12月半ばに現れたことによる。現在コロナの第４波が到来している。１８歳以上の国民はワクチンを打つように。ワクチンは無料。強制ではない。」

同記者会見にて、国立公衆衛生院はコロナ現況について

• 2021年12月21から現在までの新規感染者数：10,611（平均758/1日
• 大晦日の31日には2,858人の感染者がでた
• コートジボアールは現在第４波を迎えている
• 現在の死亡率：0.99%

また、ワクチン接種状況について、保健大臣の説明によると

• 2021年3月１日から同年12月28日までのワクチン接種量：7,030,231回
• Johnson&Johnson から300,000回分のワクチンが先週届いている

村では、依然として、コロナのことには無関心な様子。マスクは着用していないし、乗り合いバスも相変わらずぎゅうぎゅう詰めで行き来している。でも、村の診療所はワクチン接種会場となっているらしく、村人がぼちぼち接種に行っている。お隣の村長さんは、都市アビジャンへ赴き接種してきたらしい。

不思議なことは、そういうことが、日常のお互いの会話に乗らないこと。知り合いの女性が、新年の挨拶に来て、おしゃべりをしていたけど、こちらが持ちかけるまで、そんな話題にならない。彼女はまだしていないけれど、街に行ってレストランや役所や、銀行に行く用事が出来た時、困るから、いずれはする。と言っていた。

現在、ワクチン接種済み証明を求める措置は取られていない。

銀行や役所は、マスク着用、入所できる人数の制限が厳しくなっている。大きなスーパーマーケット、商店などではマスク着用が求められている。