日記 2025年4月9日 幼稚園のさくら

生活

近鉄大和西大寺駅のそばのお寺の境内には、幼稚園がある。

4月の進級式は桜に囲まれた境内で執り行われた。

境内は、お揃いのユニフォーム姿の子らや付き添いの先生たちや、親御さんたちが大勢集まって行き来している。暖かな日和で気分も盛り上がっている。

 

。。。。。。。。。幼稚園?保育園 ? 昔と今。。。。。。。。。

もう何年もはるか昔のことだろうか、、と逆算していくと、その頃小学校は7歳からが義務教育だったはずだから、私が5歳か6歳くらいだったか、1955年(昭和30年)頃を思い出した。昭和があって平成になって、7年前から令和の今日である。私は1980年頃からコートジボアールにずっと住んでいる。現在は実家に里帰り中。ちょうど孫の通う幼稚園の進学式だった。

幼稚園の新学期。はしゃいで、おしゃべりしているお母さんたちの群れから少し引き下がったところで、ひとしきり首からぶら下げた胸の袋を揺すっている30代くらいの男の人がいた。袋はボリューム感がないし、頭も手足も出していないから、まさか中に人間の赤ちゃんが入ってるとは(失礼!)気がつかなかっのだ。胸おんぶなのだ。

そもそも’’おんぶ’’って、背中で何かを背負うことではなかったかしら。アフリカでは、子供は背中でおぶるけれど、日本で子供を背におぶっている光景はいまどきもう見ない。お母さんたちは、たいてい胸にぶら下げた袋に赤ちゃんを入れ、自転車の後ろカゴにもう一人座った子を乗っけて、ビューンビユーンと走っている。この自転車というのも、昔とは異なっている。グロテスクなまでに堅牢なデザイン。後ろの荷台に背中もたれがついたシンプルなものではない。幌馬車のような幌が付いていて、雨や日差しから子は守られるようになっている。おまけに、ビニールの窓サッシで前方覆われ、子供は外気とは隔離されて、ただただ、目をパチクリさせて座っているだけで目的地につくわけ。

もっとハイクラスを目指そうとするなら電動自転車というものがある。スピードが出て特急なのだ。運転士お母さんと言葉をかわすこともない。電動自転車に乗せられた幼い子らの通学。

そんなの歩いて行けばいいんじゃない? 家からほんの15分ほどよ。幼稚園は近くでしょ。暖かくなったから、歩けば運動にもなるし気持ちがいいのに。。。子供とおはなしでもしながら、行けばいいんじゃない?

道端には、タンポポが咲いてるよ。ほら、桃の花びらも舞っているわ。不思議な形の石ころ拾いたいなあ、、。

冗談じゃない、そんなヒマはないのよ。早く、早く、お母さんたちは勤め先に遅れたら、たいへんなのよ。お母さんも忙しいのだ。早く早く、時間をやりくりして、とにかく我が子を幼稚園とか保育園にほりこまねばならないのだから。

 

        

 

この胸おんぶのお父さんに「いい子でねんねしてるのですね。」と声をかけたら、何となく恥ずかしそうに「はい、そうですけどね、時々うごくんで、、。なんか声も出しているようで、。」

「いくつ? 二つくらい?」「いえいえ、今年1月に生まれたんで、」

「じゃあ、きょうはお兄ちゃんかお姉ちゃんが入学したの?」

「いえいえ、一番上のクラスの子の進級式にきたんです。5才児なんで、、」今は保育クラスは2歳からあるそうだ。昔は小学校に行く7歳までは近所の子らと鼻垂らしながら遊び呆けて日が暮れて、、叱られて家に戻ったものだった。ただただ毎日楽しかった。子育てはこんなにも違ったものになっているのか、、と驚いている

 

 

 

 

 

 

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