さくらが今年は早く咲いたよ、日本にいる娘が写真を送ってきた。写真からは、ほのかな匂いも伝わってきて、胸がふわっと嬉しくなった。さくらの花は、むかしのままの姿。ほっとする。。
大和西大寺国見町付近
満月の夜ヤカセメ村
ところで、『花を見て幸福な気持ちになる』というのはアフリカの人たちには、不思議なことらしい。自然の美しい様子、たとえば、満月の夜、うーんすごいよ、今晩の月は! 大はしゃぎで、みてみて!!と、みなに声をかけたのだが、
「なにが?」
「ほら、ほら、あれ、満月よ、きれいでしょ。」
「う? あれか?」「いいねえ、きれいと思わない?」
「あれがか? あれは月だろ?」
さくらの花は、むかしのままの姿。毎年日本へ帰るたびに、あらまあと驚くのは、いろいろなものが巨大になっていること。りんごが、巨大な姿になって蜜入りとかで、甘すぎるのに閉口したのが数年前。ぶどう、イチジク、みかん、梨、、、みな超巨大になっている。こじんまりした国光の素朴な味。りんごがこんなに巨大になっていいものだろうか?
むかし伊勢のおばあちゃんのところで食べた、ゆでとうもろこしの味も忘れられない。今の日本のトウモロコシは、柔らかく限りなく甘い。トウモロコシとは、甘いものだったのかな?
さくらの頃の奈良へ、いつ帰れるのか、、。
その時には、このさくら並木を歩きましょうね。
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さくら、さくら、、やよいの そらは
みわたす かぎり
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