昨日、コートジボアールの公衆衛生保健大臣が、COVID-19の現況報告をした。
「2021年7月12日の新たな感染者:2(これはテスト実施93件のうち2,1%に当たる)回復者:39 死亡:0 2021年7月12日までの累計は、総感染者数:48,869, 回復者:48,242, 死亡:319
ワクチン接種については 7月11日のワクチン接種数:951
これまでの総ワクチン接種数 : 857,406 ワクチン接種は無料で、義務ではない。18歳以上の市民はこぞって接種するよう呼びかける” (AIP 2021年 7月 13日付)
とはいうものの、一般の住民にとっては、コロナの件は関心ごとではない。幸いコートジボアールは感染があまり深刻ではないからだろうか。
ヤカセメ村では、みんな忘れたように、普通の生活をしている。都市部アビジャンでも、そうらしい。アビジャンの国立衛生医院に努める知人の医者が、久しぶりにイロームのところへ来た。
「この頃、とても忙しそうね、いつ電話しても会議中で、、。この前は研修で僻地へ行ってたそうだけど、なに、それって、コロナのため?ワクチン接種の要員を養成してるの? 」
「いやいや、僕の専門の糖尿病治療で、若い医者たちを養成する国家プログラムに組まれてね。だから、あちこち行ってる。」
「あら、そうだったんだ、てっきりワクチン接種のためかとかと思ったけど」
「出世したんか、、。役人勤めは、大変だぞ、仕事ほんとにできるやつは、たたかれるからな」とイローム。
「たしかに、役所務めはいろいろと人間関係がむつかしいよ。」
「そこんとこ、よく考えてみなよ。おまえさん、さいきん忙しすぎる。仕事のマシンみたいになってる。」
「ところで、サザンカ、日本にはいかないの? もうコロナは収まってきてるし。。。」
「とんでもない、日本ではまだ深刻なのよ。」
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